ベビーシャワーを企画、準備しよう!喜ばれるプレゼント

2024年4月17日

ベビーシャワーはママになることを喜ぶパーティー

ベビーシャワー(Baby Shower)は、アメリカで始まった、これからママになる人を祝うパーティーです。日本のお宮参りやお食い初めのような決まりはなく、ママになる人を思いやり、そして、集まったみんなが楽しい時間を共有する場として計画されます。

 

ベビーシャワーの開催時期は?

アメリカでのベビーシャワーは、妊婦さんの不安を和らげ、心の支えとなるものです。妊娠安定期の7〜8か月ごろに行われます。この時期はお腹の中の赤ちゃんの様子もわかりやすくなり、また、妊婦さんも体調が安定しているため、最適な時期とされています。

誰が企画するの?

ベビーシャワーの企画は、妊婦さんにとって親しい人が行います。姉妹や親友が主に担当し、妊婦さんの希望に添ったパーティーを企画します。また、サプライズが好きな妊婦さんには、サプライズパーティーも人気です。

参加者と人数

一般的なベビーシャワーの参加者は、5〜20人程度です。昔は女性だけで行われていましたが、男性も参加することが増え、妊婦さんの自宅やレストランなどで行われます。アメリカでは、友人だけではなく、お子様の誕生を一番に喜んでいる、これから「おばあちゃん」になる母親たちも参加する家族のイベントです。

パーティーの内容は

ベビーシャワーでは、様々な楽しいゲームが行われます。例えば、早飲み競争やオムツ替え競争など、笑いと笑顔が溢れるゲームが盛りだくさんです。また、プレゼントの交換や、お祝いの言葉を贈る時間も大切にされます。

例えば、ゲームとしては、ベビーグッズを使ったものが企画されます:

  1. 哺乳瓶を使った早飲み競争:参加者は哺乳瓶に飲み物を入れ競います。大きな哺乳瓶を使っている様子に笑いが起こります。

  2. オムツのチョコレート当てゲーム:有名なチョコレートブランドを少量電子レンジで溶かし、おむつに入れて準備します。参加者はおむつに付いたチョコレートのブランドを当てるゲームです。おむつについたチョコレートを見た参加者の戸惑いの表情を楽しむゲームです。

  3. 目隠しでおむつ交換競争:参加者は目隠しをして、ぬいぐるみにおむつを取り付ける競争を行います。経験豊富な母親たちの手際の良さに拍手喝采が送られる、心温まるゲームです。

これらのゲームは、パーティーの雰囲気を盛り上げるのに役立ちます。

プレゼントの選び方

プレゼントは、妊婦さんが喜ぶものはもちろんですが、パーティーで開封したときに皆が笑顔になるものを選びましょう。ベビーウェアやおもちゃ、育児に役立つ本や絵本なども人気です。何個あっても無駄にならないアイテムや、ママになるまで良さがわからない商品も嬉しいものです。

・ベビー服(出産準備品は多くの場合、ご本人が揃えているため、可愛らしい柄や生後3ヶ月以降の季節を考慮したベビーウェアが喜ばれます。出産後は趣味も変わることが多いのでシンプルなものを選びましょう。)

・おもちゃ(歯固めやお風呂のおもちゃなど、ママたちが自然派志向であることが多いため、良質な素材がおすすめです)

・本(役に立つ育児本、絵本も喜ばれます)

・タオル・ブランケット(何枚あっても重宝されるプレゼントです)

ママになることを実感できるプレゼントや、「これはあってよかった!」と感じるものを選び、楽しいパーティーの思い出を残すプレゼントが良いでしょう。また、ダイパーケーキも喜ばれます。

当日の飾りつけや服装

パステルカラーの風船やカラフルなお花を使った飾り付けが一般的です。また、参加者はピンクや花柄の服装を楽しんでいます。

特に厳格な決まりはありませんが、楽しい服装を指定することもあります。万が一違う服装で来ても、アメリカ人はあまり気にしませんので、主催者も遠慮せずに指定します。

妊婦さんがディズニーが好きであれば、「ディズニーのものを身に着けてきてください」という指定もあります。

「ピンクを身につけてきてください」という指定の場合は、
年配の方は、ピンクのアクセサリーを1つつけてくる方もいますし、ピンクのドレスなどを着ることがあります。本人たちが楽しいイベントを企画するために、個々の好みや楽しみを大切にします。

ベビーシャワーは、ママになる喜びを分かち合う素敵なイベントです。楽しい時間を過ごしながら、新しい命の誕生を祝福しましょう。

 


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