赤ちゃんはどうして何でもお口に入れるの?小さな 「知りたい!」のお話
Bonjour!
赤ちゃんと過ごしていると、こんな場面によく出会いませんか?
おもちゃを渡したら、すぐにお口へ。
タオルも、お口へ。
自分の手も、お口へ。
せっかくかわいいおもちゃを見せているのに、
「見るより先に、食べちゃうの?」
なんて笑ってしまうこともありますよね。
でも、赤ちゃんがものを口に運ぶ姿には、赤ちゃんならではの理由があります。
今日は、そんな小さな「どうして?」のお話です。
赤ちゃんにとって、お口も世界を知るための入り口
大人なら、初めて見るものがあれば、まず目で見て、必要なら手で触って確かめます。
でも、まだ発達の途中にいる赤ちゃんは、手や目だけでなく口も使いながら身の回り
のものを確かめていきます。
つるつるしている?
やわらかい?
硬い?
どんな形?
赤ちゃんにとっては、毎日出会うもののほとんどが「初めまして」。
大人には何でもないおもちゃひとつも、赤ちゃんにとっては研究したくなる不思議な存
在なのかもしれません。
自分の手だって、おもしろい
ある日突然、自分の手をじーっと見つめたり、指をお口に入れたりする赤ちゃん。
大人にとっては、生まれたときからそこにある「自分の手」。
でも赤ちゃんにとっては、
「これは何だろう?」
という発見の対象でもあります。
見つめて。
動かして。
触って。
お口に運んで。
少しずつ自分の身体や周囲の世界と出会っていきます。
そう考えると、何気ないしぐさも少し違って見えてきませんか?
「またお口に入れてる!」も、今だけの姿
赤ちゃんが何でもお口に持っていく時期は、大人が安全に気を配ることも大切です。
特に、小さな部品や硬貨、電池、磁石など、誤飲につながるものは赤ちゃんの手が届
かない場所へ。
「まだ動けないから大丈夫」と思っていても、昨日届かなかった場所に今日は手が届く
こともあります。
赤ちゃんの成長に合わせて、ときどき赤ちゃんの目線まで下がってお部屋を見渡して
みるのもおすすめです。
大人の高さからは気づかなかった「気になるもの」が見つかるかもしれません。
ソフィーをお口に運ぶ赤ちゃん
キリンのソフィーと遊んでいる赤ちゃんを見ていると、手で握ったあと、そのままお口
へ運ぶ姿も見られます。
キリンのソフィーは、赤ちゃんが手に取りやすい形をしたおもちゃとして長く親しまれて
います。
でも、遊び方を決めるのは赤ちゃん。
首を握る子。
脚を握る子。
じーっと顔を見つめる子。
そして、お口で確かめてみる子。
同じソフィーでも、赤ちゃんによって興味を持つところが違うのがおもしろいですね。

大人には当たり前。でも赤ちゃんには大発見
冷たい。
あたたかい。
やわらかい。
硬い。
音がする。
握れる。
落ちる。
赤ちゃんは、まだ名前も知らないたくさんのことに毎日出会っています。
私たち大人が「当たり前」と思っている世界を、一から発見している最中です。
そう思って赤ちゃんを眺めていると、
「またお口に入れてる!」
といういつもの光景も、
「今日も一生懸命、世界を調べているんだね」
と、ちょっと愛おしく感じられるかもしれません。

今日の赤ちゃんは、何を研究中?
昨日はソフィーの耳。
今日は自分の指。
明日は何に興味を持つのでしょう。
赤ちゃんの「知りたい!」は、毎日少しずつ変わっていきます。
危険なものには大人がしっかり気を配りながら、その小さな好奇心をそばで見守って
あげたいですね。
今しか見られない、
小さな研究者の毎日。
ソフィーも、その研究のおともだちになれますように。
それでは、また。
写真 @emm_adeja
À bientôt!

